残業代請求は簡単?
2018年4月12日

固定残業代制によって残業代は変わるのか!

固定残業代制は残業代を定額にするものですから、ある意味では残業代という概念を無くしてしまうようなものと考えるとわかりやすいかもしれません。

この固定残業代制が導入された目的は残業代を少なくするという事が目的なのは明らかです。従来の残業代はすればするだけ払う必要がありましたから、固定残業代制なら残業代を定額以上は払わなくて良い制度という事になったからです。

とはいえ、この制度は法定の作業時間内という制限が付くことにはなりますが、この制度によって残業が多かったところはかなり楽になったと言えるはずです。反対に残業が少なかったところはこれで報酬が上がったという事になるのですが、そうはなりません。何故なら残業が元々少ないところはこの制度を導入する必要がないからです。

この制度を導入するかどうかの判断は経営者に任されており、強制的ではありませんので、これによって報酬を多く払わなければならないところはこのシステムを導入しなければ良いだけという事になっていくわけです。

基本的にどんな報酬制度であっても、経営者がそれを選択する権利を持っている時点で事業者に有利になる事は間違いありません。経営に都合の悪い制度は導入しなければ良いわけで、都合の良い方を選べばいいという事になるだけのことですから、これによって残業がどう変わるのかという事は特にないという事が言えるでしょう。

経営者に選択の権利を与えている限りはどんな制度も有利になるのは経営者の側ということになるだけです。

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